汎用人工知能(AGI: artificial general intelligence)①スーパーコンピュータ「菖蒲」

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冴えない人生をアップデート 自由な人生をコーディングするライフスタイルデベロッパー小森です。

技術的特異点(シンギュラリティ)についてご存知でしょうか?ニュースなどでよく目にしている方も多いと思います。

技術的特異点(シンギュラリティ)とは

「コンピュータ技術が、今のペースで発達し続けるとある地点で、人類の知能を超える、究極の人工知能が誕生する。」と言われています、現状、人工知能は一つの事に特化して高い能力を発揮しますが、一つのAIでまるで人間のように汎用的に様々な計算や作業・技術開発を行う事が出来る。これがシンギュラリティです。

シンギュラリティに到達すると何が起こるのか

シンギュラリティに到達するとコンピュータ自らコンピュータを開発する事が可能になるので、人間が開発するよりも遥かに早い速度でコンピュータや技術は進化していく事になります。つまり、最初にシンギュラリティの技術を開発した国は、シンギュラリティによって他の国を圧倒する技術力で世界を牽引する事が出来ると言われています。

なので、余談ですが政府の仕分け事業でスパコンが対象にされたことは愚の骨頂と言わざるを得ません(笑)

スパコンランキング Top 500

世界を牽引する。その目的のために世界中の国々が我先にシンギュラリティに到達しようと開発競争を続けています。なお、2016年6月のランキングでは中国が1位2位、3位4位にアメリカ、5位に日本の富士通がランクインしています。

で・・・・

このシンギュラリティに到達するためには、今よりも遥かに高性能なスパコンが必要でエクサスケールの計算能力が必要と言われています。エクサとはギガ・テラ・ペタの更に上の単位です・・・・・
もうここまでくると良くわかりませんが、とにかく膨大な計算能力が必要ってことです。

スパコン開発における技術的課題

スパコンは、ビルのような大型施設にコンピュータ(CPU)を数千〜数万台おいて連結するのが一般的です。なぜ、ビルのような大型施設が必要になるかというと、大型コンピュータ数千台から膨大な熱が発生するため、大規模な空冷システムが必要になり施設が大型化してしまいます。つまり、冷却システムの排熱効率を上げる事で省エネ化と省スペース化する事が可能になります。その結果より多くのコンピュータ(CPU)を配置する事が出来るので高性能化する事が可能となります。

PEZY Computingとは

PEZY Computingという会社をご存知でしょうか?
独自技術によるメニーコアプロセッサの研究開発を行う日本の会社で、
スーパーコンピュータ Shoubu(菖蒲)を開発した会社です。

Shoubu(菖蒲) の技術的特徴とは

Shoubu(菖蒲)がスパコンの省エネランキング Green 500で3期連続の世界第1位を獲得なお、Green500とはスパコンのエネルギー効率ランキングです。

この菖蒲が3年連続一位を獲得できている理由は、ExaScaler社が開発した高沸点のフッ化炭素を冷媒とした液浸冷却システムを採用し、液体に浸す事を前提とする新たに開発したコンピュータ基板を採用する事で、一般的な空冷技術より遥かに省スペースで効率的に冷却が可能になったからです。通常、気体より液体の方が熱伝導率が高く、水冷での冷却効率は空気の3700倍と言われています。それを考えると理論上、スパコンの実質体積が1/3700になります。

これがさらに最適化されていくと、エクサスパコンが今のスマホより小さいサイズになり得るとか・・・・

( ゚Д゚) ス、スゲー!

開発者の齊藤元章氏曰く、400億円ほど投入すれば独自開発したプロセッサ・液浸冷却システム・液浸対応基板を使って来年にもエクサスケールのスパコン開発に着手出来る段階に来ているとか・・・・

ん?・・・・ってことは・・・・・

予算さえあればあと数年でシンギュラリティに到達出来るってことじゃんないですかー!!!!!!!ヮ(゚д゚)ォ!

次回は、「シンギュラリティと中国など世界情勢について」です。

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